テリーのワンダーランド好きはイヤホン・ヘッドホンも好き説。
昔から「自分だけの○○を探せ!」みたいな文句に弱いです。
テリーのワンダーランドについては詳しい説明を省きます。ドラクエの派生作品です。
配合を考える楽しさ
GB版をやっていたのは小学生の頃だったので当然スマホもないし、自宅にパソコンも無かった頃なので攻略情報とかを全く調べずにプレイしてました。
僕を惹きつけたのは「配合」というシステムです。自分のアイデア次第でオリジナル(限界はありますが)のモンスターを育てられるというもので、スライム系×鳥系=はねスライムとか、鳥系×ドラゴン系=キメラとか未だに組み合わせを覚えてるくらい熱中してました。特によく使ってた鳥系は強く記憶に残っています。
例えば、ホイミ(回復)の使える「ホイミスライム」(A)と、ラリホー(補助)の使える「ドラキー」(B)がいます。この2体を配合するとホイミもラリホーも使える、つまり回復も補助も出来る「はねスライム」(C)というモンスターが生まれます。
⑴A+B=C
ということになります。親から受け継ぐとくぎの他にせいかくとか子自身のとくぎもあるので厳密にはA+B=C(A+B)みたいな書き方がいいのかもしれませんが、テリーのワンダーランドをやったことないとイメージしにくいと思うので分かりやすく⑴でいかせてください。
さらに、ホイミスライムと組み合わせるモンスターをドラゴン(D)に変えるとキメラ(E)生まれます(分かりやすくするために血統は省きます)。
⑵A+D=E
後から詳しく書きますが、これのポイントは組み合わせるAとBはどんなモンスターか知っていても、生まれてくるCについては実際に育ててみないとどんなモンスターか分からないということです。先に書いたように攻略情報にはノータッチだったので。「こいつとあいつの組み合わせからどんなモンスターが生まれるんだ?」というワクワク感がたまらなく好きでした。
イヤホン・ヘッドホンを考える楽しさ
さっきの⑴⑵を使って書きたいと思います。
こちらではウォークマン(A)、ウォークマン買ったらついてきたイヤホン(B)、聴こえる音(C)とします。
A(ウォークマン)+B(ついてきたイヤホン)=C(聴こえる音)です。
ここでついてきたイヤホンをBと比べて低音が弱いけど高音が綺麗な別のイヤホン(D)に変えると、聴こえてくる音がEになります。
A+D=Eです。
モンスターと同様に、いやそれ以上に、イヤホン・ヘッドホンと、DAPと呼ばれるウォークマンやiPhoneのような音楽プレイヤーには無数のバリエーションがあります。
つまりここにも「このイヤホンとあのDAPを繋げたらどんな音になるんだ?」があるわけです。
牧場に放置してた「おおにわとり」とお見合い勧められた「ライバーン」配合して生まれた「ロック鳥」、めっちゃ強いじゃん!
と
家に余ってたイヤホンをウォークマンに挿したら、聴こえてくる音、めっちゃいいじゃん!
この感動、ワクワク感は僕の中で近いところにある気がします。
しかも、モンスターに関しては客観的なステータスやとくぎをもとに強いモンスターを作ろうとするとある程度組み合わせも絞られてきてしまいますが、音に関しては「これとこれを組み合わせるといいですよ」というのはあるものの、良い悪いを判断するのは各人の主観的・感覚的な耳であるため、他の人には微妙な音でも自分にとってはめちゃくちゃいい!ということもありうるわけです(逆もしかり)。
やや誇張しますが、無限の組み合わせの中から自分の好きな音を追究できるんです。もちろん予算面で限界はできますが。
ロックを聞くときはA+B、Jポップを聴くときはA+D、みたいな使い分けもできます。
おわり
こんな感じで、「無数のパーツを組み合わせて自分好みを探していく」楽しさに僕は惹かれたんだろうと思います。
もし興味が沸いたら是非eイヤホンやビックカメラ等で色々試聴してみてください。僕に聞いてくれたら喜んでしゃべります。
余談ですが僕のGBSPはいまだに動きます。もう20年近く使っているのに、さすが任天堂ですね。