もう若者ではない
まだまだおじさんではないと思ってるけど、もうフレッシュではないかもしれないと思わされる出来事が続いたので書いておく。
バイト先にて
僕は飲食店でバイトしてるのだけど、お客さんが来ると何となく「自分より年上だな」とか「大学生かな」とかって考えながら接客している。
また、そのバイト先は割とよくバースデーサプライズを頼まれる。ケーキのプレートには「◯◯くん△△才おめでとう!」って書かれてたりするので図らずも年齢が分かってしまったりもする。
少し前までは、接客しながら感じてたお客さんの年齢をバースデープレートで答え合わせしてもそんなに間違えることは無かったのに、最近割と外すようになってきた。
間違い方は決まって「想像してた年齢よりも実際は若かった」。
何でかなと考えてみて、下のような答えに辿り着いた。
先ず、自分が相手の年齢を推し測るときはいきなり「25才くらいかな」となるんではなくて、「自分と比較」してから推測してる。自分よりはちょっと年上ってぽいから27くらいかな?みたいな。
次に、この「自分と比較」する時の「自分」が21,22あたりから更新されずにいたらしい。これの厄介なところは頭じゃ自分が24才だと分かってるのに感覚的には22才だということ。
この2つのせいで「想像してた年齢よりも実際は若かった」が起きていた。例えば僕と同じ24才のお客さんが来たとして、自分の感覚は22だから「ちょっと年上かな?」と思う。次に自分は24才だから「26くらいかな?」と予想する。そしてバースデープレートにある「24才おめでとう!」を見て、「想像してた年齢(26才)よりも実際(24才)は若かった」。
自分で書いててよく分からなくなってきたけど、要は自分の年齢に関して頭での理解と感覚での理解が一致しなくなってきたよ、ということです。
鬼滅の刃
どんな流れだったかは忘れてしまったけど、高校生に鬼滅の刃の話をしたことがあった。僕は鬼滅の刃はほとんど知らないんだけど、随分人気だから高校生の反応も良いだろうと思って話を始めた。
が、どうもリアクションが薄い。彼ら曰く、鬼滅の刃は小〜中学生のコンテンツらしい。
内面のおじさん化の指標の一個に、「若者の流行が分からなくなる」というのがある。
これには2つの意味合いがある。「若者の間で何が流行っているのか分からなくなる」と「若者の間で流行ってるものは分かるんだけど、それがどんなものか分からなくなる」。
どっちの意味合いでも「」内のようなことを感じ出したらおじさんの始まりなんだろうけど、今回の僕の場合はどっちの意味合いでもアウトだ。
若者(高校生)の間で流行ってる漫画・アニメは鬼滅の刃だと思ってたのに違っていたし、若者の枠組みを小学生まで拡げたとしても鬼滅の刃がどんなものか分からない。
まだおじさんにはなりたくない
外見的な老いはあんまり感じないけど、意識して若い文化に触れようとしないとどんどん内面的におじさん化していく気がする。これが24才か。