巧みなブログ

国語教育を勉強していた社会人一年目のブログ

今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。更新が途絶えて久しいこのブログですが、単純に怠惰と心ばかりの忙しさによるもので、私は元気に1年を過ごしました。

ブログの方向性(と言えるほど確固としたものはないかもしれないが)を考えながら、今年こそ定期的に文章を書く習慣を身につけたいと思います。

どうぞ今年もよろしくお願いします。以下、自分のための備忘録です。

 

 

2021年はどんな年

ちょうど一年前の今頃は修士論文を必死に書き上げていた。

院生室で一人食べた赤いきつねの味を、生涯忘れることはないと思う。

 

無事に修論執筆&口述試験を終えた後は卒業旅行としてヨーロッパに行きたかったのだが、感染状況を考慮して国外は当然として国内の旅行らしい旅行もしなかった。

3月頭に配属先が決まってからは、引越し先を決めたり荷物を整理したりと思っていたより慌ただしく過ぎてしまった。2年間しか住まなかった部屋ではあったものの、多くの友人たちを招いたり、めちゃくちゃカビたり、雨漏りしたりと必ずしも最高な部屋というわけではなかったかもしれないが、コロナ禍のピーク時にはずっと部屋に籠っていた事もあり、3年住んだその前の部屋を引っ越す際には感じなかった寂しさがあった。

卒業式が対面で出来たのは有り難かった。教授から修了証書を手渡ししてもらえたし、最後に同期たちと全員で集まることも出来た。もちろん研究のために院進したし勉強もしたが、教授や同期の友人たちと出会えたのが何よりの財産である。

 

4月から社会人になった。配属先には本当にたまたま知人がいたため、気軽に話しかけられる人が最初からいるという実にラッキーな配属だった。

全く未経験の硬式野球部の顧問になったりもしたが、総合的に考えれば恵まれた環境だったと思う。

約8ヶ月働いてみて、随分仕事にも慣れた。これから新しく覚えなければならないことはもちろんあるが、心理的にはこの8ヶ月以上の負荷がかかることはない気がする。身体的には間違いなく来年以降の方が大変だろうと思うので、しっかり身構えておく。

 

 

概括すると「学生最後の年&社会人一年目」の一年だったのだが、卒業旅行をはじめ「学生最後の○○」みたいなものをあまり出来ずに社会人になったからか、ずっと身近にあった学校という場所で働くことになったからか、ぬるっと学生から社会人になってしまったような気がする。ギャップに苦しまなかったという点では良かったのかもしれないが。

大袈裟な言い方をすると、高校生の頃に「学校の教員になる」と決めて以来、「8年間胸に抱き続けた夢がようやく叶った年」だった。

今回はこんな風に自分の一年にタイトルを付けられたが、このままだと次の年末以降は「去年と同じような一年だったな」と振り返ることになってしまうことになってしまう気がする。これを避けるために、(あんまり得意ではないのだけど)2022年の目標(テーマ)を決めて過ごしてみたい。

 

1.古典に親しむ

2.弓道五段審査を受けるに耐える射を作る

3.快適かつ見栄えのする部屋を整える

 

まずは手始めに自室にカーテンを付けることから始めようと思う。