巧みなブログ

国語教育を勉強していた社会人一年目のブログ

SHURE SE215との思い出

更新をサボっているうちに梅雨が明けました。

基本的にずっと自室にいるので「25度曇りジメジメ」みたいな、エアコン点けてもイマイチ効いてるんだか効いてないんだかわからない気候よりは「30度カラッと快晴」のほうがいっそ快適に過ごせる気がします。僕の部屋が一階だからかもしれません。

SE215って知ってますか

 

このイヤホンの型番がSE215です。

厳密には僕が持っているのは水色ではなく黒いやつなんですが、生産終了しているよう(マイナーチェンジ?してほぼ同じものもあるみたい)なのでこちらを貼っておきます。

マイナーチェンジ版。

 

発売が2011年とのことですが、いまだに売れているらしいすごい奴です。イヤホン類は好きですが語れるほど詳しくないので、どうすごいのかについて興味のある方はリンク先のレビュー等を是非見てみてください。

 

僕はこれを高校2年生の夏に秋葉原のeイヤホンで買いました。

その頃には既に「良いイヤホンが欲しければとりあえずこれ買っとけ」みたいなことがいたるところで言われてるくらいの定番商品でした。何を選ぶにしてもまず定番からチェックする性格は当時から変わりませんね、良くも悪くも。

調べた結果、「どうやら定番の人気商品らしい」「スケルトンがカッコいい」「コードを耳に掛けるのが玄人感ある」とすっかり魅了されたのですが、ネックだったのか値段。大体12000円くらいとバイトもしてない高校生にはちょっと手を出せませんでした。

12000円は買えないなぁと思いつつも、とりあえず聴き行こうと部活後に愛用のウォークマンを携えて電車に乗り、移転前のeイヤホン秋葉原店へ。イヤホンから話が逸れますが、当時のeイヤホンは今より「男の趣味の店」って感じだった気がします。店内にところせましとオーディオ機器が陳列され、同じくらいところせまし並んだイヤホンを試聴する汗臭い男性、秋葉原イズム濃縮還元、みたいな。それが今や移転して店内も広くなり、照明も明るくなり、女性客もちらほら見かけるようになりました。お店自体が入りやすい雰囲気になったことも大きいと思いますが、スマホが普及したことで女の人のイヤホン・ヘッドホン需要が増えたのかもしれません。

ともかく、SE215の他にも手が出せそうなイヤホンを端から聴いていったのですが、やっぱりSE215が良い。店員さんも店内のポップもSE215推し。どうしようかと悩みながら、ダメもとで中古商品のコーナーに目をやると、6000円強で売っているじゃないか。外箱が無いとはいえ、ほぼ未使用品で半額!即決でレジへ持っていき購入しました。

翌日、同じクラスの友人にこれ凄くいいから聴いてみてと大いに盛り上がった結果、友人のうち2人が全く同じものを買っていました。

多分二度と同じ感動は味わえないと思う

まだ学生とは言え、大人になってしまった自分は、今後たとえ車とか家とかを買ったとしても同じような感動はもう味わえないかなと思ってます。部活後の制服のまま移動するちょっとソワソワした感じとか、限られたお小遣いをやりくりしたりとか、学校の休み時間に同じ趣味の友達と盛り上がったりとか。

情緒的なことの他にも、初めてちゃんとしたイヤホンで聴いたとき以上の機能面の感動はよっぽどお金を積まないと得られない気がします。

このあたりを全部ひっくるめて、こいつは得難い経験・思い出をもたらしてくれました。5年以上に渡ってどうもありがとう。

おわり

長らく働いてくれましたが遂に断線してしまったので、思い出を振り返ってしまいました。